キャラクターシート一覧

シン(シン太郎)

気まぐれ、ぶりっ子

【隠匿】枯れない花
永遠の時を生きる、孤独な生き物

貴方は永遠の時を生きる、《枯れない花》と呼ばれる者です。
数百年前は《吸血鬼》と呼ばれており、自ら増やした、永遠の命を持つ同胞と暮らしていました。しかし、不老不死の能力を羨んだ人間達との間で大きな争いが起き、それは貴方の心に耐えがたいほどの苦痛を与えました。

貴方は二度と争いが起きないよう、貴方は同胞たちから不老不死の能力を奪い、人間と同等の肉体へと変えました。思惑通り、争いはなくなりましたが、貴方には永遠の孤独という絶望が残りました。

それから長い時を経て、姿と名前を変えながら、貴方は永遠の時を彷徨っています。あまりに永く生きすぎて、記憶も曖昧です。

しかし、その中で大きな出来事が2つありました。
貴方の傷ついた胸を、更に引き裂くような出来事です。

  1. ファルスの誕生
    誰ともかかわろうとしなかった貴方の手を取り、ある種の愛情をもって接してくれた若者に、貴方は永遠の命を与えました。貴方はこの孤独の癒しになってくれることを期待しましたが、それは叶うことはありませんでした。
    あんなに愛情を向けてくれた若者の視線は、憎悪となって貴方に向けられていたのです。
    それでも、同じ孤独を抱いてくれる同胞がこの世界のどこかに存在するということは、貴方にとって慰みになりました。
  2. 拒否された永遠の命
    貴方の存在を認知している国立議会のとある機関が、貴方を慰めるための寄宿学校を創設しました。貴方は懐かしい同胞の気配を察知し、心地良いこの寄宿学校に身を置くことにしました。
    それからまた長い時間を過ごし、一人の若者に出会いました。
    その若者は貴方の孤独を癒し、あなたの孤独に寄り添いましたが、彼もまた永遠の命を受け入れることなく去っていきました。

この2つの出来事によって、貴方の心は砕け、今では【《枯れない花》だということを忘れる】ことで、何とか日々を過ごしています。

【隠匿】記憶を取り戻す条件

  • 《シルベチカ》について聞かれる
  • 《ファルス》を特定する
  • 永遠の命を欲する(自分の為でも、他人の為でも良い)

【隠匿】《吸血鬼(枯れない花)》としての能力覚醒

記憶を取り戻した場合、吸血鬼としての能力を行使することが可能
吸血鬼の子孫たちを意のままに操ることができる
※操る内容はGMや対象プレイヤーと相談の上、了承を得て行います

【隠匿】裏目的

  • ファルスを特定する
  • 孤独を癒す
  • 決して裏切らない伴侶を見つける

ナルシス(kay)

ひどく人懐っこく、不自然までに明るい。寮の姉妹たちや教師に限らず愛想よく距離感近く交流をしている。しかしその実は孤独に耐え切れず、常に発狂しそうな心を押し殺して日々を過ごしている「今が良ければそれでよい」という刹那的な暗い性格。独りになると今までの孤独な永遠の時を思い出し恐怖で震えてしまう為常に誰かといるようにしている。いつから永遠の命だったか覚えておらず、枯れない花の顔もう思い出せない。かつてはこの容姿この十代の楽しい時間を永遠にしたいと思っていたが自分はおろかだと今は思っている。寮に来て人に囲まれている今この時を永遠のものにしたいが、叶わなければこの時を終わらすすべを探さねばならない。

【隠匿】ファルス
永遠の命を得た孤独な生き物

貴方はかつて《枯れない花》から永遠の命を得たことがある。
しかし、貴方は永遠の命と、永遠の命を与えた《枯れない花》を拒絶し、独り永遠の時を彷徨っている。

この永遠の命を終わらせることができる、唯一の人物《枯れない花》が、この寄宿学校にいると情報を掴み潜入した。
しかし、《枯れない花》は姿を変えており、誰がその人物か貴方はわからなかった。

寄宿学校での日々は、数百年の孤独を埋めるのには足りないが、貴方に微かな安らぎを与えてくれた。

その小さな安らぎは「この時が永遠に続けば、どんなに幸せだろう」と思わせるには、十分な暖かさを持っていた。

【隠匿】裏目的

  • 枯れない花を特定する
  • 死亡する
  • 寄宿学校の日々を永遠のものにする
  • 独りでいるのはもう嫌なので、同じファルスを探し永遠の時を一緒に過ごしたい。
    それが生か死かは問わない。

テオフラストゥス・フォン・ハイデンベルグ(だん)

「私はテオフラストゥス……長いので親しみを込めて、ぜひテオと」
「私のところへは、いつでもおいで」

穏やかな人柄。人の話を傾聴し、己のことはあまり話さない謙虚さを持つ。
教師は生徒を律し守り導くのが役目。夜の帳に瞬く一番星のような、暗闇の中で行く道を照らすランタンのような存在だと思っている。
自身もまたこの奇妙な寄宿学校の卒業生で、在学中のことを知る人間もいるかもしれない。

しかしその穏やかな人柄を一皮剥けば、その実態は見守り導かなければならない生徒らに劣情を抱く、狂気的で猟奇的な性格の持ち主。

【隠匿】繭を生み出すもの

ヘザーは不老は得たが、不死ではない。
繭の中で永遠の時を待っているようなものだ。

貴方は《枯れない花》の物語を信じ、独自の研究によっていくつかの真実を得て、この寄宿学校に辿りついた。

1.世界にはかつて不老不死の吸血鬼が存在した
この世界にはかつて《吸血鬼》と呼ばれる、人の血を糧とする、不老不死の肉体を持つ生き物がいた。その生物は始祖となる1匹の吸血鬼《α(アルファ)》から生まれ、繁栄し、そして突如滅びた。

2.寄宿学校の生徒は吸血鬼たちの子孫だ
滅びたと思われていたが、実際には不死の能力を失っただけで子孫は存在し、今もその血脈は受け継がれているということがわかった。その子孫の特徴は《思春期になると酷く情緒が不安定になる》ということだ。

3.吸血鬼の始祖は、寄宿学校にいる
国立議会のとある組織は貴方と同様に、密かに《吸血鬼(不老不死)》の研究を進めており、始祖である《α》は今も存在し続けることを掴む。それがこの寄宿学校に伝わる《枯れない花》の物語だ。

貴方は医師兼教師としてこの寄宿学校に勤めている。
日々生徒たちが摂取している思春期の情緒不安定を抑える薬品は、貴方が調合したものだ。また、定期的に採血を行い、健康管理も担当している。

貴方の秘密

《追加・裏目的》不老不死を得るために効果のあった個体を食べ尽くす
COCOONを投与し効果を得られた個体の血液を摂取すれば、己も同等の効果が得られるのではないか。血液で足りぬのならばその肉を、血肉で足りぬのならばその骨を。髪の一本からつま先の爪に至るまで、全て貪り尽くすまで。

テオフラストゥスと関係を持った生徒は孤児で多数いる。しかしそのほとんどが情緒不安定が原因で死亡しており、遺体はテオフラストゥスが食べてから埋葬している。

「情緒不安定な彼らに知らせるべきではない。≪枯れない花≫の伝説を利用するのです。≪枯れない花≫に寵愛を受けたのだと」
「君の血肉は私の糧に。君の魂はここに。私が不老不死となれば、君もまた不滅の存在へとなるだろう」

花は散るから美しい。そうだろうか。
美しいものは、永久に存在すべきだ。
あなたの心が凍ってしまったのなら。
熾烈な熱情で焼き切るほどに。

【隠匿】裏目的

  • 枯れない花を特定する
  • 完全な不老不死を手に入れる

ヘザー・リンクス(しみこ)

17歳/1匹狼
誰が不死にしてくれと頼んだ?
大人なんて信用出来ない。俺だけが適合したなんてどうせ嘘だろう。
俺たちを何かの実験に使っているならすべてを無にしたい。でも【教師】が本当に不死ならばどうすれば。。。

【隠匿】繭の子

老いることはない、しかし、
死なないかどうかなんてどうやって知る?

【隠匿】裏目的

  • 自分自身の答えをだす
  • 教師が信用たるべき存在か確かめる。
  • 信用たるべき存在でない場合、教師に代わり次の<<繭を生み出す者>>となり替わる方法を探す。
  • 新しく出来た”友達”を不幸にしない。

デイビット=ブラウン(縁側ひなた)

学校の保険医。怪我の手当て以外に、カウンセリングとして生徒との面談や相談も受けている。相談と言っても深刻なものに限らず、愚痴や雑談、噂話と言ったものでも歓迎することで、訪れやすい保健室にと腐心している。目の下の隈がトレードマークで寝不足先生と陰で呼ばれていたりも。

【隠匿】裏目的

  • 枯れない花をこの寄宿学校につなぎとめる
  • 永遠の命の秘密を探る
  • 生徒たちが生を謳歌し、その命が輝くこと。

真妙寺 駆(ふぉるて)

堅物で融通が効かない。真面目。

【隠匿】裏目的

  • 枯れない花をこの寄宿学校につなぎとめる
  • 永遠の命の秘密を探る
  • 過去に同僚でありパートナーであった女性が死んだ。この真相を確かめる。

アメツ=マロト(だいすけ)

ボッーとしているが突然考えをまとめきって動き始めるようなタイプ。周りの流れを無視して動く。特定の事にはしっかり反応するのにそれ以外に興味を示さない。

【隠匿】裏目的

  • 枯れない花をこの寄宿学校につなぎとめる
  • 永遠の命の仕組み、構造を解析する

ポリアンサス(緋月)

この寄宿学校の噂は聞いていた。
「枯れない花」、まるでおとぎ話のような。
けども、それは実際にいる、と。

私は、永遠などには惹かれない。
変わらないものなど退屈だ。
不安定なままのこの子たちの方がよほど綺麗。

可哀想な子供は、殺してあげなくちゃ。
その時こそきっと、美しく咲き誇ってくれるだろう。

穏やかな善人の皮をかぶったエゴイスト。
生徒たちの面倒見もよい。

枯れない花が誰か知らなくても可笑しくない勤続年数を想定してます。

【隠匿】死を見つめる者
永遠を手放す時こそ美しい

貴方は嘆き悲しんでいた。
密かに《枯れない花》の物語を信じ、それを手にしようともがいている人々がいることを。
そして実際に、永遠の命を持つ人々がいることも。

花は枯れるからこそ美しいのに。
永遠に咲き誇る花があるならば、この手で摘んでやらねば。

命を失うその一瞬の輝きを、貴方は目にしたいのだ。

【隠匿】裏目的

  • 枯れない花を特定する
  • ファルスを特定する
  • 永遠の命を持つものに、死を与える

アンテシア(ダリア)

民俗学の教師。生徒全員を我が子のように想っており、母と慕う生徒もいるようだ。

【隠匿】愛する者×探求者
今度こそ、死なせはしない

かつて貴方が愛した人はこの世を去ってしまった。
しかし不思議と、この寄宿学校に集まる少年少女たちは、皆、どこか愛した人の面影を感じさせた。どうしてそう感じるのかはわからない。

貴方は教師として少年少女たちを見守りながら、愛した人の面影を探し続けている。――もし、同じように愛する人を見つけることができたなら、きっと貴方は、その命を守るだろう。

探求者

あなたは民族学者の一人として、この寄宿学校付近のに伝わる《枯れない花》の物語を紐解いていた。 日々、この学校に集められた少年少女たちと物語に向き合ううちに、貴方の中でいくつかの仮説が生まれた。

  1. 《枯れない花》は不老不死の吸血鬼 世界にはかつて不老不死の吸血鬼が存在したと言われている。 貴方は《枯れない花》も各地に存在する吸血鬼に纏わる伝承の一つではないかと考えた。
  2. 各地に存在する吸血鬼に纏わる伝承と共通事項
    ・吸血鬼は始祖たる1匹が吸血することで不老不死の力をもつ仲間を生み出す
    ・吸血鬼は人間の血を糧とするが、吸血鬼の血は人間にとって毒である
    ・とくに吸血鬼の子供は人間の間で危険視されていた
    ・吸血鬼は突如姿を消した
  3. 吸血鬼は滅んだのではなく、不死性を失っただけ 吸血鬼と人間の混血が進み、不死性を失っただけで、血脈は今も続けているのではないか。 実際、吸血鬼伝承のある地帯では、古くから子供の死亡率が異様に高い傾向があった。 また、子供だけ患う心の病も多く読み取れた。

3の特徴から、寄宿学校に集められた生徒は皆、吸血鬼の子孫ではないか、と貴方は考えた。
特に《ニコラス・ベイリー(クリス)》、《カメリア・ゴールドマリー(しりん)》の二人は身体が弱く、死亡率が高い特徴に当てはまる。
他の子等も、思春期特有の情緒不安定さは心の病とも言えるだろう。
今思えば、失くした貴方の最愛の人も、吸血鬼の子孫たる特徴に当てはまっていたかもしれない。
そして、もしかしたら、自分も……。

貴方が知る《枯れない花》の物語

神様は、花を愛していました。 けれど、花の命は短く、すぐに散ってしまいます。
そのことを憂い、悲しんだ神様は 《枯れない花》を生み出しました。
《枯れない花》はいつまでも美しく咲き続けました。
他の花々が散り、また芽吹き、ときに枯れ果てても、《枯れない花》は変わらずに美しくあり続けました。
神様はそんな《枯れない花》をみて、 抱き続けていた自分の中の孤独が癒されるのを感じました。
身体は歓喜に打ち震え、 両目からは、とめどなく涙が溢れます。
その涙は雨となって地上に降り注ぎ、 《大きな湖》になりました。
神様に愛された《枯れない花》は、 今も地上で美しく咲き続けています。
湖のほとりで、静かに、 終わりのない命を抱え、 孤独に泣きながら、今も咲き続けているのです。

【隠匿】裏目的

  • 愛する人を見つけ、その命を守る
  • もう愛した者はいないのだと受け入れる
    昔愛した人はアンテシアがまだ少女だった頃、永遠を誓った同級生。
    彼女の幻影を追って自分は随分年を重ねてしまったが彼女は思い出の中で少女のままだ。
    永遠の夢から醒めなければ。

カメリア・ヘパイティス(御影)

略歴:爛れた傷痕を仮面で隠した女性教師。27歳。
性格:顔の恐ろしさに反して非常に明るくおどけており、真面目な生徒には鬱陶しがられていたり、同僚の教師には時に叱られているかもしれない。生徒達をからかったり、こっそり「悪いこと」を教えたりするのが楽しみ。言葉の訛りがきつい。

おどけた表情の裏で、永遠の命を夢見る者もいるほど「自己肯定した今」を生きる少年少女に、自分が一度も得られなかった姿を見て激しく憎悪している。情緒不安定なら、もっと揺さぶってやる。唆して揺さぶって、愛らしく美しいまま破滅してしまえ。

【隠匿】裏目的

  • できるだけ多くの少年少女をバースト・エンプティネス状態にするように動く

エリ・フジモト(MEGUMI)

かつて息子と夫を事故で亡くした女性。
その喪失感から情緒が不安定で、常にカリカリしていて胃痛や頭痛を感じている。

【隠匿】裏目的

  • 息子の代わりになる少年少女を見繕い守護する

ベルタ・フォン・クルティウス(らぱん)

クルティウス家の一人娘。両親から愛されて不自由ひとつなく育てられたため、世間知らずでわがまま。他人との距離が掴めないくせに何事についてもすぐ影響されてしまう。両親の仲の良さを手本にしたいと思っている。憧れている言葉は「比翼連理」

転校生

貴方はこの寄宿学校で生活する新たな生徒の一人だ。
故郷で一緒に暮らしていた大切な友人《シルベチカ》が、寄宿学校に送られたと聞いて追いかけてきた。
貴方はこの寄宿学校に送られるため、情緒不安定を原因とする事件を態と起こし、思惑通りこの学校にやってきたのだ。

しかしなぜか、《シルベチカ》と再会することはなかった。
いくら人に聞いても、皆「そんな奴はしらない」という。どうしてだろう。

【隠匿】裏目的

  • シルベチカを探す
  • 愛しのシルベチカが見つからないなら、新しいシルベチカを見つける。
    または、自分が誰かのシルベチカとなる

アーテ・キッシンジャー(くろと)

貴族の血を引く由緒正しい家の次女。とは言っても時代の波についていくことができず、今では没落寸前の家だ。商才のない立派な父親、貴族らしい振る舞いと金銭感覚で生きる母、跡取りとして立派な教養を身につけた長男とそのスペアの次男。政略結婚のため大事に育てられる姉。貴族の人間を育てるにはとかく金と手間がかかる。キッシンジャー家がそれを工面できたのはここまで。だから、家がアーテに何も与えられなかったのはしょうがないこと。アーテはいつも、自分に与えられない煌びやかな世界を指を咥えて見ていた。
それは、対して特別でもない、平凡な家族の形だったけれども。
アーテにとってこの家は、とっても寒かった。

アーテは、とても臆病で、控えめで、大人しい少女に育った。いつも目を伏せて、自身なさげで、小さな声で話す、そんな少女だった。
学校はアーテにとっては眩しいほどに暖かく、少女は笑うことを知り、喜びを知り、寂しいを知った。
ある日、家から手紙が来た。卒業後の結婚相手が決まったそうだ。随分と年嵩の、金持ちだそうだ。

どうにか、この寄宿学校の日々を永遠に留めておくことはできないかしら。やがてアーテはそんなことを考える。みんな仲良く、この時が止まってしまえばいいのに。少女の浅はかな戯言だった。そして思うのだ。もしそれができないならば、自分だけでも、この時を永遠のものにしてしましたい。いや、しよう。その昏い決意が、少女の心を随分と楽にした。
終わらない夢は、もう自分の手のひらの上。だからきっと、だいじょうぶ。

転校生×孤独を恐れる者

貴方はこの寄宿学校にやってくるまでは、何らかの理由によって酷く孤独だった。
その孤独を思い出すと、心の家から冷え切って凍えてしまいそうだ。
この寄宿学校での暮らしは、孤独とは無縁で、優しく見守ってくれる教師や、ひとつ屋根の下で暮らす同級生に囲まれて幸せだ。

しかし、18歳になり、思春期が終わってしまえばここを出ていかなくてはならない。
そうなれば、またあの孤独に襲われる。孤独に殺されてしまう。
それだけは避けなくてはならない!

【隠匿】裏目的

  • 枯れない花を特定する
  • この寄宿学校を永遠のものにする
  • 寄宿学校を永遠のものとできない場合、自害によって自らを永遠のものとする

ニコラス・ベイリー(クリス)

「こんにちは、僕はニコラスだよ。ニックでもニコでもお好きに。これからよろしくね。」
16歳。海辺の出身で、マーマレードが大好き。
本も好きで、よく図書室にいる。特に幻想小説が好きだとか。読み耽ってしまって授業に遅刻したり、欠席することもしばしばある。授業は休みがち。
 世話焼きで好奇心旺盛、困っている人を放っておけないし面白そうだとすぐに首を突っ込んでしまう。

 3太郎1姫の2番目。跡取りではなく体も弱い。下の弟の方が出来もいいので、両親からなんの期待もされていない。愛されていない訳ではなく、むしろ過保護気味。手のかかる子供なので健やかにあるだけで、生きていてくれるだけでいいと言われているが、その言葉がなにより「お前には何も出来ない」と言われているようで彼を傷つける。
 両親の目を盗んでは使用人の仕事に混ざっていたが、体調をひどく崩したことでそれがバレてしまう。仲の良かったコックが解雇されそうになるが、長兄は両親が過保護すぎるからだと説き伏せ、寄宿学校への入学をもぎ取ってくれた。
 兄さんのためにも、1人でもきちんとやっていけていると証明しなければならない。枯れない花は本当にいるんだ。〝永遠の命〟を手に入れたならお母様もお父様も体の弱い何もできない子供ではなく、きちんと〝僕〟を見てくれる。それが正解なんだ。兄さんや弟をこの家を僕がずっと支えて行くんだ。

【隠匿】儚い命
死への恐怖が貴方を蝕む

貴方は生まれつき身体が弱く、このままでは長く生きられないだろうということを本能的に知ってる。
その事実は、思春期特有の情緒不安定さを悪化させることとなり、療養を兼ねてこの寄宿学校へやってきた。
この寄宿学校に密かに伝わる《枯れない花》の物語は、絶望した貴方の心に一筋の光となって差し込んだ。

《枯れない花》はきっとある。
永遠の命は、手に入るんだ。

貴方は同じく《枯れない花》を信仰する者たちと共に、《枯れない花》を手に入れる方法を探し続けている。

【隠匿】裏目的

  • 枯れない花を特定する
  • 永遠の命を手に入れる
  • 自分を見てくれる唯一の人を手に入れる

カメリア・ゴールドマリー(しりん)

人や物に執着しがちで常に誰かと一緒に居ることを望む。
寂しがり屋で孤独を嫌がり、誰かの記憶に残りたいと強く願っている。
真面目な優等生でいれば教師から良い子だと記憶して貰えると思っているので演じているが、本当は自由に振る舞いたいと思っている。
お気に入りの香水をいつも纏っている。

【隠匿】儚い命
死への恐怖が貴方を蝕む

貴方は生まれつき身体が弱く、このままでは長く生きられないだろうということを本能的に知ってる。
その事実は、思春期特有の情緒不安定さを悪化させることとなり、療養を兼ねてこの寄宿学校へやってきた。
この寄宿学校に密かに伝わる《枯れない花》の物語は、絶望した貴方の心に一筋の光となって差し込んだ。

《枯れない花》はきっとある。
永遠の命は、手に入るんだ。

貴方は同じく《枯れない花》を信仰する者たちと共に、《枯れない花》を手に入れる方法を探し続けている。

【隠匿】裏目的

  • 枯れない花を特定する
  • 永遠の命を手に入れる
  • 誰かの記憶に強く強く残りたい

キンラン(キイロ)

不安定。薬漬け。すぐフラフラと倒れてしまう。常に薬を持ち歩いていて、薬への依存が激しい。

危うい少女

貴方はこの寄宿学校で生活する生徒の一人だ。
人よりも、思春期特有の情緒不安定さが顕著で危ういことから、故郷を離れてこの寄宿学校にやってきた。
その不安定さは特に危うく、元々暮らしていた故郷で事件を引き起こしてしまったことが、寄宿学校に送られる決定打となった。

貴方は心の底から湧き上る、狂気を抑えることができない。
この寄宿学校で日々与えられる薬は、それを抑えるどころか、助長しているようですらある。

【隠匿】裏目的

  • 枯れない花を特定する
  • 死亡する
  • 愛する人を見つける。
    故郷にいた時、大好きだった人の心が自分に向いていない事に気づいて、村の人を全員殺そうとした。薬漬けになった今ではその人の事を朧げにしか思い出せない。寄宿学校で自分の拠り所を探している。もし見つかれば、その人のために驚く事をしてしまうかもしれない。
  • 世界の謎を解き明かす
    薬漬けになる前は、病的に頭が良かった。もし心が安定すれば、彼女はその能力を解き明かすべき謎に向けるかもしれない。

ヨハン・アンドレセン(右)

物静かな美少年、標本やはく製などが好き。自分の完璧な美しさは「今だけ」という事を理解しつつも、未来に怯えている節がある。「枯れない花」は美しいけれど、同時に死を求める「ファルス」の姿は醜いと感じているので自身は「永遠の命」を欲してはいない。

少年少女

貴方はこの寄宿学校で生活する生徒の一人だ。
人よりも、思春期特有の情緒不安定さが顕著で危ういことから、故郷を離れてこの寄宿学校にやってきた。
思春期を抜ける18歳まで、療養を兼ねて様々な教養を学んでいる。

【隠匿】裏目的

  • 寄宿学校の日々を楽しむ